読書ぎらいな女の読書の秋が到来

読書、たぶん苦手です。

でも読書ができるようになりました。

できるようになったというより、たまに読書がマイブームになるだけです。

でもいつもの読書マイブームよりも今回は続いています。

なんでかというと、この秋は、初めて本の試し読みができる本屋のカフェへ通うようになりました。

それまでは図書館に行っていました。

本屋の良いところは図書館に置いてない新刊など沢山の本から選べることです。

あとは本屋さんやカフェがおしゃれでときめいてる面も大いにあると思います。

本を借りたり購入するといつでも読めるので読みこもうとしないことが多いです。

あとは、人がいる場所だとサボりにくくなって、本を読むつもりならちゃんと本を読みます。

人は私のことを注視してないんですが、人の気配があるとサボりにくくなることを「ピアプレッシャー」と呼ばれているそうです。

家にいると、本を開いてちょっと読んだらひっくり返して置いて、フラフラどこかへ行ってるうちに読書を忘れて、思い出したころにはもういいやとなっています。

積読とはよく言ったもので、私は立てて置いてありますが、それはどうでもいいんですが、開かずじまいで図書館なら返却日を迎えることもあります。

あるいは購入した本なら、場所を取る。処分する決断にエネルギーを使います。

私、飲食にお金を使うのはあまり好きじゃないので、水筒にコーヒーを入れて持ち歩いています。

本を読むために、カフェでコーヒーを頼んで、限られた時間だけ読むことが私にとって有意義かどうか、本屋で本を選んでるふりをしながらよく考えました。

そして本を選んで手に取り、カフェにも慣れてないので挙動不審にコーヒーを選びに行きました。

本屋で選んできた本の表紙も背表紙も、なんとなく照れくさくて隠しながらカウンターというかレジまで行きました。

本を隠すのは、私の悩みや知りたいことは内緒にしたいからです。

昔コンビニで働いてたとき、男性がレジに持ってきた本の題名が「モテたい!!!」という本のバーコードを読み込んで、私はこの人モテたいんだ…と自然と思ったからです。

私がカフェのレジの店員さんの前へ行ったとき、私の腕の間に挟んでいた本はひろゆきさんの99%はバイアスの本でした。

なんとなく心の中でひろゆきさんに謝りました。

店員さんが私の気配に気がつき「いらっしゃいませ」と言われました。

もう後には戻れません。

 


一番安いコーヒーと思ったのですが、コーヒーは水筒にあるから、と、ちょっと高いロイヤルミルクティーを選びました。

なんだかおしゃれな自分にとても満足しました。

カードに1000円チャージで何十%かオフになる忘れたんですけど、カードをお作りしますか?と聞かれて、まんまと作りました。

安いコーヒーをと思ったのに、カードにチャージしたからまた読書しに来なきゃいけないな。それは良いことだと都合よく思い込んだ私はあっという間に生活費の1000円を使いました。

そしてこの台本を書いてたこの日もその後カフェへ行きました。

そして、一人で陣取っても迷惑にならなそうな小さな席で、かつ一人がけのソファーの椅子を選んで、読書ぎらいが最大3時間も読書を楽しむ秋がやってきました。

楽しむと言いましたが、ほんとは私の心の中は空虚です。

毎日やることや人に尽くすことに追われて消えかかってる自分を必死に取り戻そうと、人の誘いを断ってまで一人の時間を作りました。このわずかな時間だけでも、楽しくホクホクとしていたいです。

みなさんはどんな秋を楽しんでいますか?

みなさんもなんとか心と体の健康を守ってくださいね。

 


私はYouTubeで人の話を聞くのが好きです。

漫画も読めないほど活字が苦手で、本と縁することはほとんどないです。

でも、YouTubeで知った人の本は読んでみたいと思えました。

私の読書ブームの入り口はそんな感じで、本と縁がなさそうでも、なにかの興味から読書まで行きつけたのはラッキーでした。

漠然と、みなさん本読まれてるんだろうなぁ…と思います。

私も読書してみて、気持ちがガラッと変わる感覚がとても新鮮でした。

読書する人って、こんなふうにいつも新しい世界をインプットしてるんだ。

なんて素敵なんだろうと憧れました。

 


さっき、楽しむと言ったけど私の心の中は空虚です。と言いました。

そういう自分が自分でないような心の調子の悪さは、だいたいホルモンとか脳のせいだと思ってます。

自分の気分を変えてあげるには、自分の手で興味のある新しいものを見せてあげたり、今回なら本ですね。

自分の足で、新しい景色を見せに自分を連れてってあげます。

小さな発見や感動により、脳を認識を変えるというか心を動かすというかソワソワしてたはずの気持ちが変わるので、最近はそんな感じで、自分を取り戻しています。

 


みなさんもご自愛ください。