4ケタの数字の記憶があいまい。
マクドナ◯ドでの失敗を病院の呼び出しで生かしました。
病院で覚えたルーティンは美容院で脳内バグを起こしました。
マクドナルドで注文したときも、病院で呼ばれる番号も4ケタでなかなか記憶できない。
人は平均8ケタくらい覚えられると聞いたことがあって、びっくりした!!
発達障害の検査で4ケタの記憶で限界でした。
それを反対から言うとか、少ない順に並べ替えて言うっていうテストで間違ったかもしれない。
それくらい私は4ケタまでの記憶が私のキャパシティなんだと思った。
いつもドライブスルーのマクドナルドですが、この日は数年ぶりに一人で店内で食べることにしました。
楽しみでずっとワクワクしてました。
注文する品物は、私のお気に入りのスパビーのセットで飲み物はファンタグレープと決まってます。
だから、スムーズに注文できると思ってました。
前にいたマダムは、ポイントでマクドナルドを購入しようとしたらしいのですが、店員に会員登録をしないと利用できない旨を伝えられると、じゃぁポイント使えないの?なんだぁ〜。
会員登録って自分でしないといけないの?
そりゃわからないよ。と店員は責められているかのような感じになっていました。
ポイント使えないのね?なんだぁ〜。
露骨にガッカリしていて、店員の気持ちを考えると「色々な人への接客にモヤっとしながらも失礼なくこなし、次々にくる注文、商品の提供、会計など大忙しの業務もこなし、お店を回すので大変そうだなぁ」とちょっと重い気持ちになりました。
私もこういうおばさんになるのかな。
なるかもしれないから、今のうちに反面教師しようといつも思います。
もう私のようにおばさんになってしまえば、若い方の方がずっとずっとマナーがよく、お手本になります。
常識もマナーも時代と共に変わるものなので、私には読めない空気というものを若い方の動きを見て学んでいます。
そしてその上その店内には、店に響き渡る声で従業員にビシバシ指示を出す女性店員もいて、私まで緊張してさっきから色々な気持ちに圧倒されて、注意がそれていました。
私も注文が終わって、商品を受け取る列に2番目に待っていると、そのビシバシ女性店員に私の番号4ケタを呼ばれました。
私の4ケタより一文字違う気がしました。
ガッカリしていたマダムより前から商品受け取りカウンターで待ってる男性がいたので、まず私から呼ばれるなんて思いもしなかったので油断していました。
ビシバシ女性店員が4ケタを言っても男性はピクリともしません。
え?!私?!
番号4ケタ違う気がするけど、レシートはいつもの癖でお釣りと一緒にお財布にしまってしまいました。
4桁の番号見せないと受け取れないルールかな?
そう思って慌ててお財布からレシートを取り出そうとしますが、その間にも店内に響き渡る声で目の前の女性店員が「◯◯◯◯番のお客様?!(こちとら忙しいんですけど!)」と言わんばかりに聞こえてしまいます。
まずい!また油断してしまった!
レシート出さなきゃ!
よく考えれば今までマクドナルドで4ケタを確認されたことは無いのに、スーパーのセルフレジでバーコードにテープで印を貼ってもらう時は、必ずレシートの提示を求められたのでその記憶と混ざっていました。
とても焦っている時にすんなりレシートは出てこず、何番のお客様!と呼ばれていれば焦りで一か八か商品を受け取りに歩き出していました。
スパビーの包装かよくわからないけど、ジュースの紙コップはなんとなく紫色に透けているし、もう私と言うことにしよう!と受け取りました。
もたついて恥ずかしやら申し訳ないやら、頭を下げたまま受け取り、ハラハラしたまま、2階へ逃げるように上がって行きました。
そして目指していた私的に特等席にちゃっかり座ります。
このようにほとんど毎日、些細なでハラハラしたり、失敗をした気持ちになって、そのシーンが反芻してしまいます。
そのまま席について、遠い目をしていた。
もう自分の4ケタを見ても、店員が読み上げた番号は覚えていないので、私のスパビーかわからないけど、たぶん私のだから食べることにしました。
揚げたてのポテト。優雅でフリーな一人時間。私にはマクドナルドで充分優雅です。
ずっと楽しみにしてたのに、こんな気持ちで席に着くなんて。
些細なことで反芻が止まらない自分も情けなくなります。
そんなこと気にしてない、情けなくはないというふりをしながら、まだ胸の鼓動が落ち着く前にポテトを口に運ぶけど、冷静に味わえてないな、と俯瞰してくる自分にまた恥ずかしくなりました。
この小心者!
この自意識過剰!
色々自分につっこみながら、あのときどうしたら良かったんだろう。
次は何に気をつけたら良いんだろう。
2階の席の大きな窓に向かって座るカウンター席で、すごく良い天気で景色を見下ろして楽しんでるはずが、頭の中はいつのまにかついさっきの反省会です。
とりあえずイヤホンをして、YouTubeを見ながらポテトをつまみ、いつのまにか、鼻でフッと笑っている私に気がつきました。
いや、笑い堪えられてない、一人で笑ってるよ私と思いながら、いつのまにか、ひと席飛ばして隣にお客さんもいて、一人で笑ってるよあの女って、勝手に隣のお客さんに吹き出しを作ってしまう私でした。
マック美味しかったし、YouTubeちょっと楽しかったし、さっき凹んだし、たぶん哀愁を漂わせているであろう私は帰ろうとしました。
1階からポテトがあがった音がします。
ティロリ、ティロリスと流れています。
久しぶりに聞いたな。
店内の有線では、Adoさんの「踊」が流れ始めました。
すると、半端ならKO〜とティロリのリズムがぴったり合ってしまいました。
その頃私はゴミ箱の前で、お盆のゴミの分別に戸惑いながら、こっちはプラスチック、こっちは燃えるゴミ燃えるゴミこれも燃えるゴミと捨てて、最後にお盆の上の一枚の紙を燃えるゴミに捨てて、最初から全部紙にのせて一度にゴソっと捨てたら良かったじゃん!と、いつもの要領の悪さを実感しているところに、踊のリズムとポテト上がりのリズムが合わさってしまって、こんなことあるのかと思いながら、席で相方と楽しそうに話すお客さんたちの中で、このリズムのまさかのコンビに気がついてる人は私以外にどのくらいいるだろうか?と思いながら、階段を降りました。
踊とポテトあがりのリズムに私の足まで合うと恥ずかしいので、リズムを外しながら降りました。
だんだん踊とポテトあがりのテンポがずれてきたので、なんだか安心しながら店を出ました。
後日、病院の呼び出し待ちで、マクドナ◯ドでの待ちで学んだことを活かそうとしました。
常に手元で番号の紙は見ています。
トータル30回くらいは手元の番号を見ますが、4文字の数字の記憶は自信がありません。
私の番号と1文字以外の人が呼ばれました。
「○○○○番の方、6番窓口へお越しください」私と1文字違いだ、間違えていなくてよかった。
私かな?と思った瞬間に立ち上がった男性がいたから私じゃないと気がついた。
じゃぁ次かな?とか考えてる間にも「〜番窓口までお越しください。☆*×%の方、6番窓口までお越し下さい。」と言われていることに気がついて、気がついた時には、今何番って言った?と思って、完全に聞き逃しました。
でも、マクドナ◯ドの時の私はもういない。
今度こそ、私は動こう。と思いました。
番号が間違っていても、手元に番号を用意して相手にも見せて「聞き逃してしまった」と言おう。
手元に用意した番号をみつつ、前にいた男性がいなくなっているのも見て、もしかしてよびました?っていう雰囲気を出しながら、何もかも斜めに、顔も体も歩き方も手元の紙も、イメージではそんな感じで近づいていって、わざとじゃないんだけど、自然にそうなっちゃって、すごくキモいじゃんって感じなんだけど、窓口で私の番号を差し出しながら、なるべくハキハキと「すみません、番号聞き逃してしまって…」と言ったら、瞬時に私の番号を見て笑顔で案内してくれたので、ホッとしました。
待つといううえで、マクドナ◯ドでの少しの失敗が病院で慌てたときに生かされました。
しかしながら、病院で待つという経験で、美容院で少しの失敗をしたこともあります。
たまに出かける用事なんて、たまの病院ばかりの私が美容院へ行くとどうなるかと言うと、診察のあと会計が出るまでソファで待つように、髪を切り終えたあとすぐにレジへ行かずにレジの前のソファで呼ばれるのを気長に待っていました。
待っているのはレジにいる美容師さんの方ですよ。
でも私は会計を待つ間マスクをつけたりしてたので、店員さんも、私が支度をしているだろうから待とう思ったのか、コミュ障女がソファでゆっくりしている謎が解けないから、どうすべきか考えていたのか、店員さんのたぶん配慮で私をチラチラ見ることをせず気長に待ってくれていました。
店の奥から出てきた別の美容師さんが、ソファにじっと座る私とレジにじっと立つ美容師さんの謎の間に、明らかに体が固まり、え?どう言うこと?っていう顔をしていました。
私と目が合いますが、私は会計に呼ばれてないのでどうするべきか読めません。
店の奥の店員は、ど、ど、ど、どうぞ?!って感じで両手をレジへ向けて私に合図してくれました。
え?!
すぐ会計なの?!とびっくりしながら、やっとこれまでの美容院のことを思い返しました。
そういえばあの時もこの時も、自分のアウターとバッグを受け取ったら会計だった!
そして、ここは病院ではない!!ってことに気がついて、またまた、恥ずかしやら申し訳ないやら、でもお礼を言って逃げるように帰りました。
普通にできるって難しいことだと思います。
こんな自分で外出するのは時々嫌になります。
明日も頑張ります。
おやすみなさい。
#発達障害
#短期記憶が苦手