鳥好きによる鳥三昧の3月3日の日記
昼間に銭湯に入って、日暮に家に帰って、夜DVDを観たら、鳥三昧で嬉しかった日の日記です。記してないけど。喋ってるけど。
私は結構鳥が好きです。
顔立ち、特に瞳、シルエット、動き、貫禄などに神聖さを感じるから。
川などにシラサギがいたら私がそこを通り過ぎるまでずっと観察します。
トンビが空を飛んでいるところも、カッコよくてたまりません。
トンビやタカが意外と地面から近い電線や電柱の上に停まっているところに出会うととてもラッキーに感じます。
ここぞとばかりに観察します。
今日はたまたま銭湯に来ました。
午後、明るいうちに入りました。
熱いお湯なので、露天風呂で冷たい空気に当たりながら入るくらいがちょうどいい銭湯です。
露天風呂といって想像するほどのおしゃれさはありません。
浴場は暑くて露天風呂の扉を開けた途端、危険なほど寒い強風が吹きます。
そこは5階だからか、うそだろと笑ってしまうほど風が強いです。
それで何が良いかというと、目線のすぐ近くでトンビが3羽くらい立派な羽を広げて飛んでいる姿を観察できます。
トンビをずっと見ることができるし、熱いお風呂と冷たい風が気持ちよくて、私は気分が良いです。
ちなみな露天風呂には鳥が入らないように横シマにワイヤーが張ってあります。
日が暮れるころ車で家に着きました。
帰ってきたら、お風呂も済んでいるなんて、最高に清々しいです。
老後は毎日このように過ごしたいです。
車の中から見える玄関の前で、ハトでもスズメでもカラスでもない、名前の知らないまぁまぁ大きな鳥が枝に止まってピーピー鳴いていました。
車でそっと様子を見ていると、その鳥が玄関の窓の横にあるキンモクセイの木の中に入って行ったところを初めて見ました。
実は、去年から夜になるとキンモクセイの木の中に鳥がいる事に気がついていました。
夜に車から降りてキモンクセイの横を通るといきなりバタバタバタバタ!!!といって鳥が出てきて飛んでいくことが2〜3回あったからです。
心臓止まるかと思いますよ。
でも私は鳥が好きなので、動物全般好きですが、共存できるならしたいと思っています。
だから日が暮れてからキンモクセイの横を通る時は、鳥さんがいるかもしれないから、なるべく大きな音は立てないように、サッと通り過ぎるように留意して過ごしていました。
でもあれから一度もバタバタバタバタ!!!と音を立てることがないまま4ヶ月ほどたっていたので、もしかしたらもういないかな、と思っていました。
私には思い当たる節があったからです。
クリスマスの季節に、キンモクセイにささやかなイルミネーションをつけたことがあったからです。
なんて迷惑な人間なんでしょう。
そう思いながらも、暖色でボヤ〜と光っては変えるイルミネーションに何年も憧れていました。
そしてこの冬にニトリで見つけて、しかもソーラーで暗くなったら自分で光って、数時間後に消えるというものだったので、こんなの欲しかったと思い購入しました。
でも、鳥さんが眩しいと思って、9時頃手動でイルミネーションを手動で消してみたりもしました。
でもそもそも光る木に鳥さんは帰ってこないだろうな。いないだろうな、と思っていました。
私だったら自分の寝室にイルミネーション飾られたら眠れないし。
イルミネーションを片付たらまた来るなかな?そう思いながらクリスマスの片付けをしました。
それからもバタバタバタバタ!!と飛び立つことは無いし、実は私はキンモクセイの近くの窓のすぐ近くで夜寝ています。
布団でゴロゴロしてるときも、一度も鳥の気配は感じません。
コロナ禍でしっかり換気してた頃、鳥さんの事も考えずに、外にキンモクセイがある窓を急にガラガラ!と開けても、物音一つしません。
急にバタン!と締めてから、あ。鳥いたらビックリするだろうな。
鳥にとって、すぐ背後にある窓が急にスライドしたらビックリするよな。
でも普段は忘れているので容赦なく窓をガラガラ開けて、急にバタンと毎日締めていたし、だからと言って飛び立つ音もしなかったので、もはやいないと思ってた。
でも、いたんだ。
物音を立てても、意味もわからず木にイルミネーションを巻かれても、ずっといたのか、また戻ってきてくれたのか、わからないけど、近くで見ることのできないほど警戒心の強い鳥が、
こうやって毎日日が暮れると帰ってきて、私のすぐそばで一緒に寝ているんだと思うと愛おしくなりました。
そして、ピーピーと鳴く姿を初めて見て、いつもあの子が来ていたんだ…正体を知るというか、なんという鳥かも分からないから、正体を見ることができて感激でした。
そして、家でディズニーピクサーの映画「アーロと少年」を初めて観ました。
ディズニーピクサーの物語は大好きなので、期待大でした。
好きな割に、アーロと少年という映画が出ていることも知りませんでしたけどね。
そこに出てきた鳥、なんだと思いますか?
トリケラトプスのような見た目で、15本以上もの角がついた恐竜が出てきます。
全く怖そうではなくて、足が短くて頭でっかちでずんぐりむっくりした穏やかで優しそうな恐竜です。
名前は「ペット・コレクター」
どの辺に鳥要素があるのかというと、そのたくさんの角に色とりどりの鳥がたくさんとまっているんです。
鳥以外にも、なんだろう?カピバラに似た小動物もとまっているんですけどね。
ペットコレクターという名前のその恐竜は、この世は恐ろしいから仲間が必要だと言います。
私は鳥という仲間がたくさんとまったその恐竜の姿がとても気に入りました。
説得力もありますしね。
強そうな恐竜が、か弱い鳥たちを大切に飼い慣らすというか守っている姿のギャップも良いですし、強いもの弱いものという垣根を超えて、仲間意識をもって暮らしいているのも平和で健気で大好きですね。
キャラ設定が私のツボにハマる感じで、さすがディズニーピクサーだな、と思いました。
ディズニーピクサーの映画で初めにツボにはまったキャラクターは、トイストーリーのバズライトイヤーでした。
いやでもね、ユニバーサルスタジオの映画、シングのキャラクター達も大大大好物なので、ディズニーピクサーに限った話ではないですけどね。
今日は、銭湯で、玄関先で、映画で、予想外に鳥たちとの出会いが重なって満たされた1日となりました。
#鳥
#アーロと少年